方法論および免責事項
最終更新 2025-10-14(v 1.0)· このドキュメントはサイト掲載値の算出根拠を開示するものです。
目的と位置づけ
本プラットフォームは、公表された複数の模試データを統合・再尺度化した独立の参照指標を提供する目的で運営されています。いかなる模試会社・学校・出版社とも提携・監修・公認関係はなく、本サイトの掲載値はそれらの機関の公式見解を代表するものではありません。
データソース
| 種別 | 内容 | 取得頻度 |
|---|---|---|
| 書籍 | 旺文社・声の教育社等の出版物 | 年 1–2 回 |
| 公表資料 | 各模試が受験後に公開する合格目安偏差値・受験者数等の集計値 | 年 2–3 回 |
| 手動確認 | 各種情報源を目視確認し手入力(クロスチェック用) | 随時 |
スクレイピング・自動収集・画像/PDFの転載・外部サイトの構造コピーは一切行っておりません。非公表データ・模試会社の内部集計・塾内部資料は使用していません。
スケール連結の方法
共通の学校集合について、各模試の偏差値ペアを用いてスケール間の線形写像を推定します(equipercentile linking に準ずる)。複数模試間での差分情報を最小化する形で共通尺度を構築します。
mean, sd は模試×年度×地域ごとに推定。重み付き平均で学校UDIを確定。
正規化と重み付け
連結後のスコアを平均50・標準偏差10に正規化。学校UDIは、データの信頼度(高/中/低)とソース種別(書籍/公開資料/手動確認/他模試UDI逆算)に応じた重み付き平均で算出します。現時点ではほぼ全てのデータが同等の信頼度であるため、実質的に算術平均に近い値になります。
推定の幅と不確実性
各学校のUDI値には、元データの標本数・模試間の乖離幅から導出した不確実性(標準誤差 SE)が含まれます。詳細ページの「推定の幅」は、UDI 値を中心に ±1.5 × SE で示した参考レンジです。模試間には強い正の相関があるため、これは統計的なカバレッジ確率(信頼区間)ではなく、複数模試間のばらつきの目安として解釈してください。
一般に SE は 1.0〜2.0 程度になるため、2 校間の UDI 差が 概ね 3 以内 のときは順位差に実質的な意味がない可能性が高くなります。
既知の限界
- 受験機会(午前・午後・第1〜第4回等)を一校として集約しています。実運用上は同一校内でも水準が異なります。
- 男女・共学の区分を跨いだ比較は、受験者プールが完全には重ならないため、参考値としての性格が強まります。
- 地方校(中国・四国、信越・北陸、北海道、東北、栃木・群馬)における全国4模試のパラメータは、現時点では首都圏パラメータを暫定転用しています。
- 新設校・コース再編校は、分布形状の推定に必要な年度数が揃うまで参考掲載扱いとなります。
免責事項
更新履歴
算出方針のバージョン履歴。学校詳細ページに表示されるバージョン番号(v 1.0)は、その時点で適用されている算出方針を示します。
| バージョン | 適用開始日 | 変更内容 |
|---|---|---|
| v udi-v1.1-gender-tracks | 2026-05-13 | UDI v1.1 (snapshot 計算用): 共学校で男女別カットを別 track として保持し、boys/girls cohort にそれぞれ展開。all / *-coed cohort では男女トラックの重み付き平均で集約。コース別カット (course != '') は表示用で UDI 計算には不参加。 |
| v udi-v1.0-weighted-shrunk | 2026-01-01 | UDI v1.0 (snapshot 計算用): 学校ごとに重み付き平均(模試ごとの信頼度で重み付け)→ 縮小推定 (shrinkage) → DEFF補正済み標準誤差で推定の幅を算出。cohort 別ランキングを事前計算。 |
| v 1.0現行 | 2025-10-14 | データ拡充・UDI算出ロジック確定。重み付き平均・縮小推定・推定の幅(不確実性レンジ)を導入。 |
| v 0.3.0 | 2025-07-02 | 推定の幅の算出ロジック改訂。DEFF 補正済み標準誤差を導入し、模試間乖離を反映。 |
| v 0.2.0 | 2024-12-01 | MVP公開。首都圏主要校を対象に、各模試の偏差値を書籍・公開情報から推定しUDI変換式を適用。 |